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ダイエット中の油との付き合い方
おすすめの油と上手な摂取方法を伝授

こんにちは、やまさか薬局の薬剤師・山坂寛信です。

「油」と聞くと「太る、ダイエットの大敵」と思いがちですが、体にとっては大切な栄養素です。

また、ひと口に油と言っても様々な種類があり、体の中での働きも違ってきます。

 

そこで今回は、上手な油の摂取方法や、ダイエットや健康に良い油の選び方についてご紹介します

もくじ

  • ダイエット中も油を適度に摂取しよう
  • ダイエットに良い油と悪い油がある
  • 炒め物など料理にはどんな油を使ったら良い?
  • まとめ

ダイエット中も油を適度に摂取しよう

「油」と聞くとダイエットの大敵と捉える人も多いのではないでしょうか?確かに油を取りすぎてしまうと、肥満になりやすく、生活習慣病の原因にもなってしまいます。

 

しかし、油(脂質)は、人が生きていくために欠かせない三大栄養素のひとつ。私たちの体を動かすエネルギー源であり、ホルモンや細胞膜の材料となる大切な栄養素です。

 

油には、大きく分けて「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」があります。

※三大栄養素は「たんぱく質」「糖質」「脂質」の3つ。

 

【飽和脂肪酸】

・常温だと固体のものが多い

・動物性の油に多い

 

体の重要なエネルギー源となりますが、少なすぎても多すぎても生活習慣病を引き起こす原因に。

少なすぎると脳出血の原因に。過剰になると、肥満、動脈硬化、糖尿病などのリスクが高まるため、適度に摂取することが大切です。

 

⚫︎多く含まれる食材⚫︎

肉、ラード、乳製品などの動物性食品、ココナッツ油、やし油など

 

【不飽和脂肪酸】

・常温だと液体のものが多い

・植物性の油に多い

 

主に魚や植物油に多く含まれていて、体の中で合成できない必須脂肪酸も不飽和脂肪酸の仲間です。

不飽和脂肪酸はさらに、体内で合成できる「一価不飽和脂肪酸」と体内で合成できない「多価不飽和脂肪酸」に分けられます。

 

具体的に簡単に解説すると以下の通りです。

「一価不飽和脂肪酸」体内で作れない

・オメガ9系脂肪酸 (オレイン酸など)

 

「多価不飽和脂肪酸」体内で作ることができる

・オメガ3系脂肪酸(α-リノレン酸、EPADHA

・オメガ6系脂肪酸(リノール酸、γ-リノレン酸)

ダイエットに良い油と悪い油がある

油は体にとって必要な栄養素ですが、意識的に摂取した方が良い油、なるべく控えた方が良い油がありますので解説します。

意識的に摂取したい油

油には「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」がありますが、積極的に摂取した方が良いのは「不飽和脂肪酸」です。

 

その中でも、オメガ3の油は不足しやすいので、積極的に摂るようにしてください。

オメガ3とオメガ61:2くらいのバランスが理想的です。

 

・オメガ3系脂肪酸(α-リノレン酸、EPADHA

オメガ3系脂肪酸には、青魚に多く含まれるDHAEPA、亜麻仁油やえごま油、シソ油に多く含まれるα-リノレン酸があり、中性脂肪の低下、動脈硬化の防止、不整脈の発生防止といった生活習慣の予防に役立つ様々な働きがあります。

 

(オメガ3系が含まれている食材)

・青

・亜麻仁油

・えごま

・シソ油

・カメリナオイルなど

なるべく控えたい油

・オメガ6系脂肪酸(リノール酸、γ-リノレン酸)

 

オメガ6系脂肪酸は、私たちが日常的に使用しているサラダ油や、大豆油などに多く含まれている脂肪酸です。

オメガ6のリノール酸は、血中のコレステロール濃度を下げる働きもありますが、善玉コレステロール(HDL)を同時に下げてしまったり、炎症を引き起こすことも。

また、現代の食生活ではオメガ6の摂取が多くなりがちなため、オメガ6の摂取が過剰にならないよう、注意したほうが良いでしょう。

 

・トランス脂肪酸は避ける(マーガリン、ショートニング)

トランス脂肪酸には、血中の悪玉コレステロールを増加させ、善玉コレステロールを抑える働きがあります。

そのため、過剰に摂取してしまうと、動脈硬化など健康に害を及ぼす危険性が。

トランス脂肪酸は、菓子パンや、スナック菓子、ファーストフードなどに多く含まれています。ダイエットや健康を考えると、これらの食品はなるべく控えた方が良いでしょう。

MCTオイルについて

ダイエット中の人に注目されている「MCTオイル」をご存知ですか?

 

MCTオイルは、ココナッツやパームの核の部分に含まれる中鎖脂肪酸だけを取り出した油のこと。体内ですぐに吸収され、素早くエネルギーに変わるので、体脂肪として蓄積されにくい特徴があります。

 

さらにMCTオイルは、脂肪燃焼させてくれるケトン体を作り出すため、ダイエット中に取り入れたい油のひとつです。

炒め物など料理にはどんな油を使ったら良い?

ダイエットや健康のことを考えると、なるべく過剰になりがちなオメガ6オイルの使用は控えたいもの。

 

「料理をするとき、どんな油を使ったら良いの?」と、思う人もいるかと思いますので、ここでは、炒め物や料理の際におすすめの油をご紹介します。

 

調理の過程で加熱をする場合は、熱に強く酸化しづらいオメガ9の油がおすすめです。

【オメガ9の油】オレイン酸、ミリストレイン酸、エイコセン酸など

・キャノーラ油(菜種油)

・オリーブ油

・マカダミアナッツ油

・アボカド など

 

オメガ9の代表格オレイン酸は、コレステロール値の調節をしてくれたり、腸の機能を向上させ、便秘を防ぐ効果もあります。

ただし、体に良い働きがあるとは言っても、油の取りすぎは要注意です。適度な量を摂取するよう心がけましょう。

まとめ

ダイエット中は敬遠しがちな油ですが、からだにとって大切な栄養素。

 

できるだけトランス脂肪酸や、過剰になりがちなオメガ6系の油は控えめにして、その分不足しがちなオメガ3系の油を補うよう心がけましょう。

(熱を加える調理には、熱に強く酸化しづらいオメガ9系の油がおすすめ!)

 

油を変えるだけでも痩せやすくなったり、肌がキレイになるなど、うれしい変化を感じられますよ。

 

最後におすすめのYouTube動画をご紹介します!

油の摂り方について詳しく知りたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

【ダイエット】食べる量を減らさずに油を変えるだけでも痩せる。油の選び方を解説。/Takeshi Mizunoe

 

【超簡単】ダイエット中の油の摂り方で意識すべき2つのコト。

/ダイエットコーチ計太

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