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こんにちは、薬のやまさかの美容アドバイザー・山坂めぐみです。
「最近、なんだかお肌がどんより暗い気がする」
「若い頃と比べて、肌の透明感がなくなっている」
このようなお悩みを抱える女性は、年齢を重ねるごとに増加していくものです。
でも、どうして肌のくすみが生じるのか、きちんとした理由を知らない方も多いもの。
シワやたるみ、シミなどと同様に『くすみ』で困っているあなたに向けて、今回はお肌のくすみが起こる原因について、5つの根本原因を解説していきたいと思います。
そもそも『くすみ』とは、本来のお肌よりもトーンダウンして暗く見えてしまうことを指します。
ご自身でも鏡を見たときには、ツヤ感や透明感が失われたように感じることが多いですね。
10代や20代など、若いうちは少々無理をしても「肌がくすむ」ということは、ほとんど自覚しません。
これは、代謝が良いことや『ターンオーバーのサイクル』が早いことなどが関わっています。ちょっと寝れば、すぐにパッと明るい顔色に戻ることができるんですよね。
しかし、年齢を重ねるごとに『顔のくすみ』はどんどん気になってくるもの。
「なんとかしたい!」と思っている方も、多いのではないでしょうか。
お肌のくすみを改善するには、まず「どのような原因でくすみが起きているのか」ということを知る必要があります。
くすみが生じさせる原因は、大きく分けて5種類!
お肌の乾燥、血行不良、古い角質の蓄積、メラニン色素によるもの、体内の糖化(糖質の蓄積)が関係しているといわれています。
これらの原因について、それぞれわかりやすく解説していきましょう。
くすみが生じる原因の1つ目は、ズバリお肌の乾燥!
特に、女性の多くは年齢を重ねるごとに『乾燥肌』の方が増加する傾向があり、くすみに悩まされやすいのです。
代謝やバリア機能の低下により、肌のハリ・キメが乱れやすくなり、この乱れたキメが凹凸となってお肌に影を作ります。
乾燥から生じる『くすみ』は、お肌の色自体が変化しているわけではなく、皮膚表面のなめらかさ不足が引き起こしていると考えて良いでしょう。
季節の変わり目をはじめ、空気が乾燥する真冬には特に注意が必要です。
お肌がくすむ原因の2つ目は、血行不良があげられます。
血液の循環が滞ってしまうと、お肌の細胞や土台となる組織に必要な栄養素が届きにくくなり、老廃物や毒素が溜まりやすくなってしまうんですね。
すると、顔色がどんより暗く見えたり、お肌のツヤがダウンすることも少なくありません。
また、新鮮な血液やリンパがスムーズに流れていかないことで、顔の毛細血管が青っぽく見えてしまうことも。
その結果、『くすみ』として自覚されるようになるのです。
特に、女性に多い冷え症をはじめ、慢性的な疲労、睡眠不足、ストレス、運動不足などが重なると、血行不良からのくすみが起きやすいため注意が必要でしょう。
お肌がゴワゴワしている方に多いのが、古い角質の蓄積が原因となっているくすみ。
ターンオーバーの乱れ、加齢、栄養の偏り、睡眠不足などが引き金となって、ターンオーバーが乱れ、『角質肥厚』という状態になり、顔色が暗く見えてしまうタイプです。
本来であれば、角質層は一定の薄さをキープしているのですが、剥がれ落ちるはずの古い角質が溜まってしまうと、お肌の透明感が損なわれてドンヨリとした印象になってしまうのです。
ただし、むやみやたらに古い角質を落とせば良いというものではありません。
強く擦って洗顔したり、コットンで何度も拭き取りを行っていると、『摩擦刺激』によってシミの原因にもなってしまうため、過剰なケアは危険ですよ。
メラニン色素は、シミやそばかすの原因として広く知られていますが、実は『くすみ』の原因にもなっていることをご存知ですか?
紫外線や摩擦などによる外部刺激が引き金となって、メラニンを作り出す酵素である『チロシナーゼ』が活性化。
すると、お肌内部でメラニン色素が大量に生成されてしまいます。
本来であれば、このメラニン色素は『ターンオーバー』によって排出されていくのですが、加齢やストレス、疲れなどが重なると、お肌の細胞がスムーズに生まれ変わることができなくなってしまうのです。
こうして、お肌内部にメラニン色素が残ったままの状態が続くと、色素が沈着して『くすみ』として自覚するようになります。
くすみの原因として最後にご紹介するのは、最近注目されている『糖化』によるくすみです。
糖質が多い白米や麺類、スイーツなどを過剰摂取することで、糖質が体内に蓄積。
これらの糖質が、お肌を構成するタンパク質と結合すると『AGEs(最終糖化生成物)』と呼ばれる物質に変化します。
このAGEsが黄色っぽいことから、お肌の透明感が失われて『黄ぐすみ』になってしまうといわれているのです。
さらに怖いのは、この『AGEs(最終糖化生成物)』は紫外線と同様、メラノサイトを活性化する作用があり、常にメラニン色素を増やすよう働きかけてしまう点!
AGEsがお肌内部の真皮層に蓄積すると、紫外線に当たっていなくてもメラニン色素がどんどん作られてしまうというから恐ろしいですよね…。
また、糖質の摂り過ぎによって体内の『糖化』が進行してしまうと、血行不良やむくみが起こりやすくなります。
これらもまた、お肌のくすみを引き起こす原因となるのです。
紫外線はもちろんのこと、喫煙もAGEs生成を促進することがわかっているため、「いつまでも若々しいお肌をキープしたい」と思っている方は、美容のためにも禁煙することをオススメします。
今回は、加齢とともに気になってしまう『くすみ』の原因について、5つの大切なチェックポイントをお伝えしました。
女性に多い乾燥肌や冷え症をはじめ、ターンオーバーの乱れによる古い角質の蓄積、シミの原因ともなるメラニン色素などが、お肌の透明感を奪い『くすみ』として現れるようになります。
また、毎日の食生活にも注意が必要!
糖質の過剰摂取は、健康にも美容にも悪影響を与えてしまうということを、ぜひ覚えておいてくださいね。
やまさか薬局では
「シミ・くすみをどうにかしたい」
という方のためにカウンセリングを行っています。
生活習慣や体質を伺い、身体の内と外から改善していきます。
病院の薬をお飲みの方には、体質に合わせた方法を提案させていただきます。
シミ・くすみ漢方相談中のカウンセリングは無料です。
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