睡眠とダイエットの関係

睡眠の恩恵は数えられないぐらいあります。

例えば、自律神経やホルモンバランスの調整、記憶の定着、免疫力の向上、脳の疲れを取るなど挙げればきりがありません。

睡眠を削ることは命をけずること同じといっても過言ではありません。

日本人は睡眠時間がかなり短いと言われています。

あるデータによると日本人の睡眠時間は先進国のなかでは最下位だそうです。

睡眠負債といって、寝不足が続くと酔払っている状態とほとんど同じになります。

ネットが発達した現代では簡単に夜更かしをすることができます。

たまにならいいですが、これが慢性的に続くと、取り返しのつかない病気になるかもしれません。

そこで一般的に効果があると言われている良く眠れる方法を紹介します。

いびきがひどかったり、どうしても寝付けない人は病院にいってください。

・お風呂に入る

・運動

・食事を取る

・朝、太陽の光を浴びる

一つずつ解説してきますね。

 

【お風呂に入る】

寝る数時間前に入浴するのが良いとされています。

体を温めることで快眠効果を得ることができます。

細かい話なので省きますが、お風呂の温度によってベストな入浴時間がちがうそうです。

興味がある人は調べてみてください。

ざっくり言うと、ぬるま湯では長くつかり、熱いお風呂では短くつかるのがよいそうです。

半身浴も睡眠には良いそうですよ。

 

【運動】

一時的に体温を上げることで寝つきがよくなります。

お風呂の時と効果が似ていますね。

ただ注意して欲しいのは、寝る直前の激しい運動は避けてください。

最低でも、寝る時間から3時間は間をあけてほしいです。

 

【食事】

規則正しい食事は体内時計を調整する効果があります。

夜食で何か食べると消化器官が活性化されて寝つきがわるくなります。

また、寝る前のカフェインやお酒も睡眠によくないです。

寝酒は、適量にしてください。

飲みすぎると、睡眠途中で起きやすくなります。

食べてすぐに寝ることが体に悪いということも覚えておいてください。

 

【朝、太陽の光を浴びる】

体内時計を調整する効果があります。

逆に夜は光を浴びすぎるのはだめです。

有名な話ですが、ブルーライトなどのパソコンやスマホの光は睡眠の天敵です。

 

（余談）なぜ食後に眠くなるのか

皆さんも食後に眠くなるのは経験したことがあると思います。

今回はその理由について説明します。

雑学的な知識ですが、知っておいて損はないと思います。

普段の血糖値は正常でも、食後に血糖値が急激に上昇します。

そうすると、体は高い血糖値を下げようとインスリンという糖をエネルギーに変えるものが大量に分泌されます。

この時、今度は逆に低血糖になり、眠気やだるさを感じます。

ただ、この症状は軽減することができます。

その方法をいくつか紹介します。

 

・よく噛んで食べる

ゆっくり噛んでたべると血糖値の上昇は穏やかになります。食べすぎを防ぐことにもつながります。

・野菜を多くとる

食事の初めに野菜を食べると一番効果的です。

食物繊維には、血糖値の上昇を抑える効果があります。

・間食に低血糖の食べ物を食べる

具体的にはアーモンドやナッツ、ドライフルーツなどです。

コンビニでもよく売っているので一度試してみてください。

いかがだったでしょうか。

ダイエットはもちろんのこと、一日元気に活動する為には良い睡眠が不可欠です。

最近では、睡眠病院という睡眠を専門にした病院もあるみたいですね。

一日の3分の１は寝ているので、うまく寝れないと生活に大きな影響を与えてしまいます。

今日から自分の睡眠を見直してみましょう。

改善する余地があるかもしれませんよ。

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