お風呂タイムを有効活用！
ダイエットにおすすめの入浴法＆マッサージ

こんにちは、やまさか薬局の薬剤師・山坂寛信です。

毎日のお風呂は、スッキリしてからだも温まるくつろぎの時間ですよね。

毎日入るお風呂の時間、少し工夫をすればダイエットの効率を上げることが可能です。

今回はダイエットに適した入浴法と、マッサージ方法をご紹介します！

湯船に浸かっていると体がポカポカ温まりますよね！体が温まっているということは、血流がよくなっていることです。

血行が良くなると代謝がアップしダイエットの効率が良くなります。

お湯に浸かると水圧によって全身に圧が加わります。

そのため、全身をマッサージしたような効果が得られ、血行促進やむくみ解消に効果的です。

また、発汗作用が促され体内に溜まった余分な水分や老廃物が排出されるので、むくみ解消にも繋がります。

水中では体重が地上の10分の1程度になるため、体は重力から解放され筋肉の緊張はゆるみリラックスした状態になります。

ほっとひと息つける入浴時間は、ダイエットの大敵「ストレス」の解消にも最適です。

肩こりや腰痛も、症状が緩和されるのでこれらの悩みがある人も、ぜひ湯船にゆったり浸かってみてくださいね。

高温反復浴法は、とても簡単！やり方を説明しますので、ぜひ毎日のお風呂タイムに取り入れてみてください。

※脱水症状を防ぐために、入浴前と入浴後に常温の水をコップ1杯飲みましょう。

〈手順〉

1.かけ湯をする

ぬるめのお湯のシャワーを足からかけ、温度を少しずつ上げて行き少しずつ体温を上昇させます。

2.肩までお湯に浸かる（約5分）

3.休憩（約5分）

この間に頭や体を洗います。

4.お湯に肩まで浸かる（約3〜4分）

5.休憩（約5分）

6.お湯に肩まで浸かる（約3〜4分）

7.最後に水をかける

手や足先から少しずつ水をかけていきます。

一気にかけてしまうと、体がびっくりしてしまうので気を付けましょう。

以上です。とても簡単でしたね！浸かっている間にマッサージをすれば、さらに効果はアップします。

次に、お風呂の中で行うおすすめのマッサージをご紹介します。

1.マッサージの効果を高めるために、まず足裏をまんべんなく揉み解し、足首をぐるぐる回してリンパの流れを促します。

2.ふくらはぎの下方から上方に向かって、握り拳を作った手の第二関節全体を使い、気持ち良いと感じる程度の力加減で引き上げます。

ふくらはぎの外側は筋に沿って行い、内側は骨の内側を引き上げましょう。（回数は10回）

3.ふくらはぎ全体を満遍なく揉み解します。（回数は20回）

4.最後に両手の親指を使い、膝裏のリンパを3回3秒間押してください。

※むくみが取りきれていないなと感じたら、同じ手順を再度繰り返します。

1.脚の付け根にあるそけい部を、少し圧を加えてさすります。（左右で12往復）

2.太もも内側の脂肪をつまんで、下に引っ張るように揉みほぐします。（太もも全体満遍なく）

3.両手を使って太ももを掴み、ぞうきんを絞るようにねじりながら揉みます。（左右3往復）

4.手のひらを太ももにピタッととけて、そけい部に向かい老廃物を流します。（左右12回ずつ）

太ももはセルライトが付きやすい箇所なので、しっかりほぐしてから流すようにすると効果的です。手のひら全体を使い、老廃物をしっかり流すイメージでマッサージしましょう。

1.お腹の脂肪を、「つまんで放す」を繰り返し行います。（10回程度）

2.おへそから、そけい部に向かってまんべんなくリンパを流します。（6回行う）

お腹はデリケートな箇所なので、強い力はNGです。やさしくなでるようにリンパを流しましょう。

1.ひじを曲げ、二の腕の脂肪を掴んで下に引っ張ります。（左右10回ずつ）

2.ひじを伸ばし、ひじ上の脂肪を下から掴んでねじる上げる。（ひじから脇まで、4箇所に分けて左右10セットずつ）

3.ひじから脇の下にあるリンパに向かって流します。（左右10回ずつ）

脇の下は体内の排水溝のような役割があり、老廃物が溜まりやすいのでここをほぐすことで老廃物や余分な水分が流れむくみ解消に繋がります。