酵素ダイエットは本当に痩せる？薬剤師がメリット・デメリットも解説

酵素ダイエットとは、新鮮な野菜や果物を発酵させて作った『酵素ドリンク』などで食物酵素を補うことにより、体内の酵素量を増加させて痩せやすい身体へと導くダイエット方法のことです。

酵素には『消化をサポートする働き』や『代謝をアップさせる効果』が期待されており、ダイエットの強い味方になると考えられています。

とはいえ、新陳代謝に大きく関わっている『代謝酵素』は、私たち人間の体内でしか作ることができません。

さらに、1日に作ることができる酵素量にも上限があるといわれています。

そのため、体外から摂取することが可能な『食物酵素』をたくさん補うことで消化を助け、代謝に使われる酵素量を間接的に増やしてあげることが、酵素ダイエットの仕組み。

また、酵素ダイエットは、置き換えダイエットやファスティング(断食)の一環として行うのが一般的です。

酵素の働きによって消化を助けてくれるので、消化器官の負担を軽減しながら内臓を休ませるメリットもあります。

酵素ダイエットは「食べ過ぎた」「飲みすぎた」など、現代人の乱れた食生活のリセットにも最適だといえるでしょう。

そもそも酵素ダイエットは、「酵素さえ飲んでいれば、何を食べても痩せる」というものではありません。

あくまでも、酵素は『ダイエットのサポート役である』ということを知っておく必要があります。

しかし、間違った知識のまま、なんとなくの自己流で酵素ダイエットに取り組んでしまう方が後を絶ちません。

「酵素ドリンクを飲んでいるのに、全然痩せない」とか「酵素ダイエットなんて嘘だったんだ」とネット上で発言している皆さんは、正しい方法で酵素ダイエットを行えていないことがほとんど。

やまさか薬局では、ひとりひとりの体質に合った『酵素ダイエット』のメニューをご提案させていただくため、ダイエット効果を実感しやすいと大変喜ばれています。

酵素ダイエットを行う際には、『酵素ドリンク』の選び方がとても大切です。

さまざまな酵素製品が販売されていますが、「どれがいいのか、わからない」という方に向けて、選び方のポイントをお伝えしましょう。

まずは、酵素ドリンクの成分・原材料をチェックしてください。

直接身体に入るものなので、国産の製品が安心です。

次に、「消化を助ける酵素が十分に含まれているかどうか」を確認しておきましょう。

酵素には約2,000という多くの種類が存在しますが、それぞれ異なる働きをする特徴があります。

酵素ダイエットの仕組みから考えると、なかでも『消化酵素』のサポートとなる食物酵素をより多く摂取することが重要です。

具体的には、野菜や果物を発酵させて作った酵素ドリンクがオススメ！

ただし、たった5種類や10種類程度では、補給できる酵素の種類が限られてしまいます。

そのため、最低でも30種類の植物エキスを配合している酵素製品を選びましょう。

これから「酵素ダイエットを始めてみようかな」と思っている方には、メリットとデメリットについても知っておいて欲しいです。

できるだけ簡潔に解説していきますので、ぜひ目を通しておいてくださいね。

酵素ダイエットは、基本的にどなたでも行うことができる『安全・安心』のダイエット法です。

ただし、妊娠中や授乳中の女性の場合には、通常よりも多くの栄養素を必要とするため、絶食をともなう酵素ダイエットは避けた方が良いでしょう。

また、糖尿病治療中で血糖コントロールを行っている方も注意が必要です。

上記の人は極端な絶食、酵素ダイエットを行うのではなく、新鮮な果物や野菜、発酵食品などを食事から摂取するなど、無理のない酵素の補給をオススメします。

その他、通院中の方や服用中のお薬がある方は、一度ご相談くださいね。

やまさか薬局では、幅広い年齢層の方に安心して『酵素ダイエット』を行っていただけるよう、ひとりひとりに合ったプログラムをご提案。

体質や生活習慣をはじめ、体脂肪、血流、筋肉、水分量などを最新型マシンで計測し、最適なプランを作成いたします。

今回は、『酵素ダイエットは本当に痩せる？』というテーマで、薬剤師のわたしが解説してきました。

酵素は薬品などとは異なり、もともと自然に存在するものなので、どなたでも安心して摂取することができます。

ストレスや加齢によって、体内の酵素量は減少しがち。

正しい酵素ダイエットを行って、健康的で美しい身体を手に入れてみてはいかがでしょうか。

やまさか薬局では

「酵素ダイエットをやってみたい！」

という方のためにカウンセリングを行っています。

生活習慣や体質に合わせた飲み方を提案させていただきます。

病院の薬をお飲みの方は別途ご相談ください。

ご相談中のカウンセリングは無料です。　

気になる方は、まずはお問い合わせください。